Windows11初の更新プログラムがリリース KB5006674

2021年10月13日 Windows11 初めての累積更新プログラムが配信（KB5006674）

この更新プログラムによるWindows 11のバージョンは Build 22000.258

Intel「Killer」および「SmartByte」ネットワークソフトウェアの問題の解消

特定の条件下でUDPパケットをドロップする不具合を解消。これにより一部のネットワークトラフィックでブラウザの読み込みや特定の解像度でのビデオストリーミング、VPNの速度低下する問題が解決された。

Windows11サービススタックの更新 22000.190

Windows Updateをインストールするコンポーネントであるサービススタックの品質を向上させる。

Windowsカーネルの脆弱性の修正　その他

• Windowsカーネルの脆弱性(CVE-2021-41336)
• Fast FATファイルシステムドライバの脆弱性(CVE-2021-41343)

こちらも修正済とのこと。

その他、Windows10 脆弱性問題対策の「KB5006670」も配信。

本アップデートの問題

現在このアップデートに関する既知の問題は無し

Windows Updateが降りてこない場合

Microsoft Update Catalog でダウンロード可能。

未解決の問題

• エクスプローラーのメモリリーク問題（ビルド22454で修正対応予定）
• AMD製CPUで性能低下する問題（修正対応中）
• Oracle VirtualBoxとHyper-Vの互換性問題
• レジストリキーに非ASCII文字を使用するとアプリが起動しない（Cốc Cốc ブラウザー）
• ブラザー製プリンターのUSB接続が認識しない問題

同時配信の更新プログラム

• .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11 用) (KB5005537)
• 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – v5.94(KB890830)